妊娠37週を過ぎると、臨月の中でも「正産期」と呼ばれ、赤ちゃんはいつ生まれてきても大丈夫な状態になります。
ただ、自然分娩で妊娠37週目で生まれるのは全体のおよそ4%ほどと言われています。
一番多いのはやはり、妊娠39週から40週にかけて。約6割~7割弱がこの時期に出産しているというデータもあります。
とはいえ、出産予定日が近づいてきても中々陣痛が来る気配が無い・・・となると、どうしても気持ちが焦ってしまいますよね。
残り少ない時間をできるだけお腹の中に居てほしいという気持ちと、早く出産して赤ちゃんの顔が見たい!という気持ちが同時に出てきたり・・・と、臨月を迎えると複雑な気持ちになるものです。
今回は、これをやったら実際に陣痛が来た!!という陣痛ジンクスについてまとめてみました。
「陣痛が中々来ない!」というママは是非トライしてみてはいかがでしょうか!
もちろんほぼ都市伝説なので、効果の程は人それぞれですが(笑)
- 陣痛ジンクスその1.オロナミンC
- 陣痛ジンクスその2.焼肉を食べる!
- 陣痛ジンクスその3.ぞうきんがけ
- 陣痛ジンクスその4.ウォーキング
- 陣痛ジンクスその5.新月・満月
- 陣痛ジンクスその6.お迎え棒を試す
- 最後は赤ちゃんのタイミング
陣痛ジンクスその1.オロナミンC
メジャーな陣痛ジンクスの一つが「オロナミンC」を飲むを陣痛が来た!というもの。
もちろん、オロナミンC自体には陣痛を誘発する成分などは含まれていませんが
・出産に臨むためのスナミナ付け
・カフェインによる興奮作用
などが影響しているのでは!?というネット上の声もあります。
しかし、もちろんこれらに医学的な根拠はありません。
ただ、「病は気から」という言葉や「マーフィーの法則」などから分かるように
「意識する事で身体が反応する」という事は十分に考えられますので
「オロナミンCを飲んだら陣痛が来る!」と信じる事で、実際に身体が「陣痛を起こす」という事も考えられますね。
ただし、オロナミンCにはカフェインが含まれていますので飲みすぎは厳禁です!
胎児はまだカフェインを体内で分解することが出来ませんので、いくら早く陣痛が来てほしくても1日最低1本にとどめましょう。
陣痛ジンクスその2.焼肉を食べる!
「焼肉を食べたら陣痛が来た!」というのもよく聞きますね。
これもやはり医学的な根拠はないようですが、妊婦あるあるとして語りつがれている陣痛ジンクスの1つです。
いろんな妊婦さんが予定日近くなると焼肉を食べに行くので、その後陣痛が付くのも確率の問題のような気もしますが(笑)
これも
・出産したら焼肉はしばらくいけないので食べ納めで妊婦がこぞって食べる
・出産直前は胎児が下がってきて後期つわりが収まり食欲が増してくる頃の為陣痛の時期と重なりやすい
といった、意見も目立ちます。
妊娠後期にもなると、体重管理にも疲れそろそろガッツリとお肉も食べたくなりますよね。
ママを体重管理から解放するために、赤ちゃんも空気を読んで出てきてくれる・・・という可能性もあります(笑)
ただ、赤ちゃんが生まれてからだと、パパやお友達と外食にいけるチャンスは中々なくなります。
それこそ火を使う焼肉は子どもがおとなしく座っていられるようになるまでは中々行けませんよね。
予定日が近づいたら是非「食べ納め」をしておくのもおすすめです(笑)
陣痛ジンクスその3.ぞうきんがけ
妊娠後期にぞうきんがけを行うと、陣痛が来やすくなる。という意見もあるようですね。
今は、ハンディーモップや掃除機などが進化して、中々全身を使って家事を行うという事が少なくなっています。
家事をするにも洗濯機も掃除機も無かった頃は、嫌でも身体全部を使って運動を行っていました。
その為、出産に必要な体力が自然とついたと言われています。
また、四つん這いになって運動する事で子宮口が開きやすくなるそうです。
せっせと雑巾がけをする事で、お腹も張りやすくなり子宮の収縮に繋がりそうですね。
雑巾がけを行う事で、体力づくりや子宮口を広げるだけなくお部屋もきれいになるので一石二鳥とも言えますね!
是非臨月になったら雑巾がけを積極的に行ってみてはいかがでしょうか!
陣痛ジンクスその4.ウォーキング
ウォーキング自体は「陣痛を促す」というよりは、妊娠中の体力づくりに推奨されていますね。
1日1時間歩くといい!という話しもありますが、これも雑巾がけと同じで、運動する事でお腹が張り、子宮の収縮につながるという意味合いのようです。
陣痛ジンクスその5.新月・満月
昔から人の身体は月の満ち欠けに影響されるといわれています。
妊婦あるあるの中でも「満月・新月の日に胎動が激しくなる」という話しが出てきます。
また、ある産婦人科医の先生も
「潮の満ち引きが月の影響を受けるように、人間も月の満ち欠けに影響される事は考えられます。」とコメントしていた事があります。
特に妊娠中の女性の身体は血液の量が増えたり、羊水が子宮を満たしていたりと体中の水分がいつも以上に多い時期でもあります。
その状態なら普段よりも、月の満ち欠けの影響を受ける可能性もありそうですね。
また、月の満ち欠けと似たようなジンクスに「台風の日はお産が増える」というものもあります。
これも低気圧により自律神経やホルモンに影響を与えるためという説があります。
実際、自分が陣痛が来たときの月や天気の様子をしっかり把握しておくと「あ!」という発見があるかもしれませんね!
陣痛ジンクスその6.お迎え棒を試す
以前お迎え棒ってよく聞くけど何?にも書きましたが
臨月になり、旦那さんと性行為を行う事で、子宮の収縮を促し陣痛につなげるというもの。
国内外の産婦人科医も「性行為による陣痛促進」について言及している事から、リアリティがある陣痛ジンクスです。
ですが、陣痛を起こしたいからといって、やみくもに性行為に及ぶのは絶対にNG!
胎児への感染症の危険もありますので、避妊具を装着し激しくない程度に行為を行いましょう。
最後は赤ちゃんのタイミング
有名な陣痛ジンクスをご紹介しました!
しかし、これで必ず陣痛が来る!というものではありません。
よく「赤ちゃんは自分が生まれてくる日を選んでくる」とも言われています。
ママがどんなに早く生まれてほしい!と望んでも陣痛が来ないのは、今が赤ちゃんのタイミングでは無いからです。
出産は赤ちゃんにとっても、人生で一番ストレスがかかる大冒険です。
命がけの旅を行う赤ちゃんが自分で一大決心をした時が陣痛の始まりです。
中々陣痛が来ない・・・と焦っているママも、少しだけ落ち着いて、赤ちゃんが自分のタイミングで出てこられるのを応援してあげましょう。
ママが応援してくれていると分かった途端に、赤ちゃんが一大決心をして出てきてくれるかもしれませんね。