どうして匂いに敏感になるの?
妊娠すると、エストロゲンという嗅覚を敏感にするホルモンの分泌が増えます。
エストロゲンが増える事により、今まで平気だった匂いも苦痛に感じるようになります。
また、匂いに敏感になるのは、本能的に腐った食べ物やゴミの匂い、煙やガスなど有害なものから母体と胎児を守る為だとも言われています。
ママの身体とは赤ちゃんを守る為とても敏感になっているんですね。
♪目次
- どうして匂いに敏感になるの?
- においの元をシャットアウト
- 石鹸やシャンプーは無香料に
- マスクじゃ足りない!タオルが必須!
- 柑橘系アロマをスプレー
- マスク+ガムや飴で匂いを軽減
- 夫の匂いに「うっ」となる時
- 食べ物は冷まして
- おわりに
においの元をシャットアウト
においつわりのポイントは、自分が気持ち悪くなる匂いをピックアップする事です。
自分の気持ち悪くなる匂いが分かったら、においの元をシャトアウトする工夫をします。
●冷蔵庫の匂い
強力な脱臭剤を入れる。
冷蔵庫を拭き掃除しておく。
残り物を作らないようにしておく。
どうしても匂いが出るものはジップロックやラップを使って密閉する。
●排水溝
パイプユニッシュなどで排水溝を掃除する。
上がってくる嫌な臭いには市販のゴム製防臭キャップやアタッチメントを使う。
三栄水栓 【キッチン用 排水口の防臭】 防臭キャップ PH62-84
●布巾や台拭き
嫌な臭いが出ないように、こまめに洗濯をする。
強力消臭の洗濯洗剤なら生乾きの匂いも出ないのでオススメ
石鹸やシャンプーは無香料に
妊娠前は大好きだった柔軟剤やシャンプーなどの香りも、つわりが始まった途端、匂いが強烈で吐き気がする。
という事もあります。無香料のシャンプーや洗剤などに変えると匂いがに気ならなくなります。
また、オーガニックのものにする事で肌にもやさしく、赤ちゃんが生まれてからも使う事ができるのでお勧めです。
また、洗濯物の生乾きの匂いもつわりの時はきついもの。
柔軟剤が使えない時期の洗濯洗剤は、匂いの元からブロックしてくれる洗剤を使うと洗濯物の嫌な匂いもなく気持ちよく洗濯物を片付ける事も出来ます。
ダヴ ボディウォッシュ センシティブ マイルド ポンプ 520g※微香料
マスクじゃ足りない!タオルが必須!
マスクで匂いをシャットアウトするという方も居ますが、正直マスクじゃ薄くて匂いを遮れない!と言う意見も。
みんなの体験談
「電車の中では厚手のタオルを常に用意して、口元に充てて居ました。」
「ハンドタオルにエッセンシャルオイルを垂らしてずっとマスク代わりに鼻と口を押えて居ました。」
「脱臭効果のあるマスクをつけてなんとか耐え抜きました」
BMC 活性炭入り フィットマスク 使い捨て不織布 レギュラーサイズ 50枚入
柑橘系アロマをスプレー
匂いつわりの妊婦さんに多かった意見が「アロマ」を使う事。
無印良品や100円均一などのアロマオイルを買ってきて自分でアロマスプレーを作ったりして、マスクの裏やハンカチにスプレーして嗅ぐとスッキリするようです。
妊娠中は使えない精油があったりする為、アロマオイルはマッサージなどに使う事は避けて、スプレーにして嗅ぐだけにしておきましょう。
マスク+ガムや飴で匂いを軽減
マスクで匂いをシャットアウトしても自分の匂いにすら吐き気が・・・という妊婦さんが多いもの。
マスクをした上に更に自分が好きな匂いのガムや飴をなめていると匂いが軽減されます。
しかし、ミント味のガムやミントタブレットをマスクしたまま食べると目が痛くなるので、味の選択は慎重に(笑)
夫の匂いに「うっ」となる時
においつわりの時期に、意外と多いのが「夫の匂いがダメ」という妊婦さんです。
男性特有の匂いや加齢臭がどうしても受け付けないという先輩ママが沢山います。
みんなの体験談
「夫に制汗スプレーと、パウダーシートをプレゼント!
玄関にはファブリーズを置いて、会社から帰宅したら自分でファブリーズしてもらい、そのまま洗濯機に直行して靴下などの洗濯物は自分で洗濯機まで入れてもらいました」
「とにかく、旦那の匂いがつらいので、毎日鼻栓とマスクでした。
マクラカバーは多めに用意して、旦那の枕カバーは毎日取り換えて居ました。」
「寝室はとにかく匂いがこもってつらいので、空気清浄器をとにかく回しっぱなしにして無臭にする事を心がけました」
「毎晩必死にファブリーズをしていました。」
「つわりの時期は申し訳ないけど、寝室を別にして貰いました。さすがに匂いが辛いとは言えず、夜中にも吐き気がするから・・・と言い訳をして、リビングに布団を敷いて寝ました」
GATSBY (ギャツビー)
パウダーデオドラントスプレー 無香性 (医薬部外品) 130g
食べ物は冷まして
食べ物の匂いにウッとくる・・・という意見も。
吐きづわりの時と同様に食べ物は、冷ましておいたり冷蔵庫で保存して居た物を食べるようにしましょう。
寒天のにこごりなどにすると、冷めても美味しいし匂いも抑えられます。
夏であれば、冷麦やお蕎麦などもお勧めです。
おわりに
妊娠中は普段以上に匂いに敏感になりやすくなります。
普段は気にしない食事の匂いや人ごみや皮脂の匂いなどが原因で吐き気などの不快な症状を引き起こします。
しかし、そんな辛いにおいづわりもマスクやエッセンシャルオイルなどを上手く活用すれば乗り越える事ができます。
せっかくの楽しいマタニティライフを上手く乗り越えましょう♪