妊娠すると、今まで聞いた事が無い単語がポンポン出てきますよね(笑)
その中でも、不思議な単語だなぁ~と思ったのが「お迎え棒」という言葉。
臨月に入って旦那さんと性行為を行う事でお産に繋がりやすい!というジンクスの事を「お迎え棒」と呼ぶそうです。
予定日間近の焼肉やオロナミンCなどと同じ類のジンクスですね!
しかし、この「お迎え棒」
なんだか、単語のイメージがちょっと卑猥だったり下品だという声も有る為、実行し難かったり
イメージのみが先行してしまって、実際の方法や効果が良くわからないというのが現状・・・。
先輩ママに聞きたくてもちょっと下世話で聴きにくいですよね。
ただ、「お産に繋がりやすいなら試してみたい!」という方が居るのも実際の所!
予定日超過や、子宮口が中々開かない・・・といった悩みをお持ちの方も多い筈!
そこで、今回はちょっと人には聞きにくい「お迎え棒」の効果や方法についてお伝えしたいと思います♪
お迎え棒にはそもそも科学的根拠はあるの?
「お迎え棒」に関しては医学的な根拠が有るとか無いとか色々な見解が有るようです。
インターネット上でも、ソースが分からないながらも「医学的根拠はある!」と主張している方も居るようです。
鈴木おさむさんのブログでも
”ニューヨークの病院の助産師さんに、「予定日を一週間過ぎても産まれてこない場合はセックスしてください」と真顔で言われたそうで。”
出典:amebablog
と、野沢直子さんからメールで頂いたというアドバイスについて言及しています。
海外では「臨月のセックス=お産」という考え方は有るようです。
また、こちらのHPではお医者さんが
”ペニスの挿入とピストン運動は腟や子宮頸部(子宮の出口)に刺激を与えます。
この刺激は脳へと伝えられ、オキシトシンという子宮を収縮させるホルモンが分泌されます。
これをファーガソン(Ferguson)反射といい分娩のときに子宮筋を収縮させる働きがあります。
陣痛が弱いときにこの反射を利用して陣痛を強めることもあります。 ”
出典:堀産婦人科
と、言及されています。
確かに、予定日間近になると内診時に子宮口をグリグリ刺激される!という話しをよく聞きますね。
お迎え棒もその原理と同じで、子宮口を刺激する効果がありそうです。
臨月に性行為を行う事でお産に繋がるというのはあながちウソでは無さそうですね。
お迎え棒による感染症や胎児への影響は?
「お迎え棒」でインターネットを検索すると
「精液に子宮収縮や破水を促す成分が有る為、膣内射精をした方が良い」
という意見と
「感染症にかかる危険性があるから、必ず避妊具を付けて性行為を行うべき」
という、意見が見受けられます。
結論から言えば、後者が正解のようです。
と、いうのも
妊娠中の女性は免疫力が低下しており、感染症に掛かりやすい状態になっているからです。
通常時の性行為と、妊娠時の性行為では、感染症にかかるリスクが大きく違ってきます。
さらに、臨月ともなれば感染症を治癒する間も無くお産に繋がる可能性が有る為、
母子の安全を第一に考えて必ず避妊具の装着は行いましょう。
また、「精液に子宮収縮や破水を促す成分が含まれて居る」というのも間違った情報ではありません。
しかし、それは精液に含まれる「細菌が早産や破水を引き起こす」という意味合いです。
ですので、「お迎え棒」を実践するに当たっては必ず避妊具を装着し、清潔第一での性行為を心がけたいですね。
安全なお迎え棒の方法
挿入とピストン運動が、子宮の収縮を促す事が分かかりました!
また、性行為に当たって清潔を第一に考え避妊具を付ける事も分かりました!
では、最後に「お迎え棒」にチャレンジする際に他に気を付けるべき事を確認しておきましょう!
・避妊具は必ず装着する
・深い挿入や激しい行為は避ける
・腹部の圧迫が無い態勢で行う
・身体を冷やさないように、裸のまま長時間の行為は避ける
妊娠中の性行為は何かと、心配が伴いますが
正しく行えば、夫婦の最高のスキンシップになります♪
「お迎え棒」で夫婦の絆が深まり、順調なお産に繋がればいう事なしですね!
勿論、効果には個人差がありますので
「お迎え棒」を実践しても効果が無かった・・・!と焦って無理な行為や行動に及ぶのは絶対にNG!
最終的にお産は「赤ちゃんのタイミング」ですので、焦らずゆっくり赤ちゃんが出てくるのを待つ事が何より大切です。