長女も次女も完全母乳で育てている私。
産婦人科の助産師さんのスパルタ母乳指導のお陰(?)も有り、我が子を母乳で育てる事が出来ているのですが、問題ももちろんあります。
名付けて乳垂れ問題。
もう、身も蓋も無いネーミングセンスですが、これが本当にどうしようも無く大問題です。
一人目よりも二人目とどんどん胸が重力に負けて行く…。
なんとも哀れなその姿と言ったら、涙しかありません。
母乳育児をするまでは胸が垂れるだなんて他人事だった筈なのに!
今や日々垂れゆく乳に憐憫の情すら湧くように…。
若かりし日のその姿を忘れた乳に、せめてこれ以上の重力を与えまいと、イマドキのオシャレ可愛い授乳ブラを購入する事を決意!
いざ、着用してみたらたちまち乳も気分も上がりました。
※この記事では実際の商品の画像も載せておりますので、抵抗を感じる方はお気を付け下さいね!
ブラキャミ中毒と重力フレンドリー
嬉しくないホルスタイン化
元々バストは有る方で、E70のブラジャーを付けていた私。
一人目の妊娠時から胸は大きくなるだろうと予想していたのですが、想像をはるかに超えるホルスタイン化を果たしてしまい、大きめに購入したはずのジニエブラでさえキツキツの状態になってしまう程でした。
助産師さんには「乳腺詰まるからブラは禁止!」と言われ、カップ付きのキャミソール。
通称ブラキャミを愛用する日々が始まりました。
ブラキャミの楽さを知ったら戻れない
ブラキャミって本当にすごいんです。
胸・脇・背中を締め付ける、あの拘束感が一切なし!
インナーがトップスに響く事も無いので着る服も選ばない!
あの軽さと解放感を知ってしまったら、ブラジャーなんて付けてられない!というぐらい快適なアイテム!
もうブラキャミ無しではいきていけない。
ブラキャミ中毒に陥った私は、妊娠中も出産後もブラキャミを愛用し続けていました。
快適さと引き換えに失っていくバストの高さ
ブラキャミ中毒の恐ろしい所は快適さと引き換えにバストの高さがどんどん失われていく事。
乳腺が発達しホルスタイン化した胸はブラキャミの華奢なカップだけで支えきれず筈がありません。
産前よりも遥かに密度と質量を増したそれは重量とどんどん親しくなっていく重量フレンドリーな状態に。
しかし、私は快適さを求めるがあまりシルエットもバスト下がりも見て見ぬふりを貫いていました。
甘くも確実に私を蝕むそれはまるで悪魔との契約!
(決してブラキャミが悪いわけではありません)
1人目2人目と下降具合に磨きが掛かる
長女を出産後も、ブラキャミ中毒に侵された私は来る日も来る日もブラキャミを愛用し続けました。
もちろん次女を妊娠中も、出産後の母乳育児でもブラキャミを愛し、常に行動を共にしていました。
しかし、ある日娘たち2人と撮った写真を見て愕然としました。
長女の時よりも次女を育てている現在の方がはるかにバスト位置が下がっている……。
鎖骨から下は肉が削げ落ちているのに、明らかに上半身のシルエットがだらしない。
なのに下半身にはしっかりとお肉が残りズドーン!とした状態に。
メリもハリも失ったその姿はもはや完全に土偶。
その時私はようやく悪魔との契約がいかに恐ろしいものだったかに気付いたのです。
藁にもすがる思いで授乳ブラGET
と、言う経緯を経て今回ようやく乳垂れが防止できる授乳ブラの購入に至ったわけです。
今回購入したのはこちら!
今回購入した授乳ぶらはこちらの2点。
楽天ランキング1位を獲得したタイプの授乳ブラと言う事でしたので期待を込めて購入しました。
同じブランドから似た種類を出していたので、どちらが良いか迷って2タイプどちらも購入してみました。
便宜上こちらをAタイプ!
こちら↓をBタイプと呼ばせて頂きます。
実はクロスオープンタイプの授乳ブラは持っていたのですが、ホールド感もほぼ無く結局乳が垂れるのには変わりがなかったので、あまり授乳ブラには期待はしていませんでした。
しかし。イマドキの授乳ブラは凄いですね。
初めてこの授乳ブラを見つけた時は画期的で目が飛び出すかと思いました。
付けてみた時の使用感
写真は全て購入直後の未使用の時のものですが、先に使用してみた感想を書いておきますね。
付けてみた一番の感想は、ホールド感がしっかり!
採寸した時はアンダー70、トップ93だったので75Dを注文。
ノンワイヤとは思えないぐらいのホールド力で、バストはもちろん脇の肉もしっかりキャッチしてくれるので、シュッと痩せて見えます(笑)
さらに程よい締め付けで背筋もピンと伸びます。
購入前にきちんと採寸し、Aタイプ・Bタイプ共に同じサイズを購入しましたが、若干Bタイプの方がキツイかなぁと言う印象。
Bタイプは付属のアジャスターを付けて少しゆとりを持たせて使おうかと思っています。
しっかりホールドしますが、締め付ける感じも無く、肌触りも良くムレも無くブラとしては物凄く快適!
ファーストタッチとしては完璧!でした。
イマドキの授乳ブラは垂れない設計
こちらが我が家に届いたブラです。
上がAタイプで下がBタイプです。
色は何でもよかったので、在庫があったパープルとシルバーをチョイスしました。
授乳ブラとは思えない、オシャレな刺繍が施されています。
授乳はセンターにあるプラスナップをパチンと外して行うようになります。
内側はこんな感じ↓
Aタイプは観音開きの扉のように左右にガバッと開きます。
ただ、バストはアンダーの部分で支えられるようになっているので授乳していても垂れない安心設計です。
Bタイプの内側はこんな感じ。
Bタイプもボタンを開くと授乳ができるのですが、違いは胸全体を包み込むように幅広い布で作られた縁の部分!
この設計の利便性は後程お話ししますが、どちらのブラもガバッと開くので授乳はラクチンです。
ボタン1つで即授乳可能
2種類のブラのカップを開けたところです。
上でも書きましたが、中央のプラスナップを開ける事で授乳が出来ます。
Aタイプはボタンを開けると胸がガバッと出ますが、Bタイプは胸をホールドしたまま授乳が行えるデザインです。
どちらも下からしっかり支えられているので授乳中もかなり安定した使用感です。
ノンワイヤーだから快適
この授乳ブラの嬉しい所はノンワイヤなのにしっかりホールドしてくれるところです。
布を重ねて作られているので、ワイヤー特有の息苦しさはありません。
ただ、Aタイプに関しては、設計上どうしても布が重なる部分が出来てしまうのか、ワイヤーの入ったブラのようにアバラ骨の下あたりに固い物が当たる感じが気になりました。
ホックを一番緩くしても座ったり屈んだりするときに当たるので、もう少しサイズにゆとりを持った方が良かったかもしれません。
ここで、Bタイプの胸全体をホールドする縁の部分が生きてきます。
Bタイプは縁の部分があるので、Aタイプよりも布が重なる量が少なく、アバラ骨の下あたりにゴリゴリ当たる感覚は少なかったです。
ノンワイヤならではの快適さをより感じられたのはBタイプの方でした。
アジャスター付きでサイズ調整が可能
この授乳ブラには2種類共にアジャスターが着いていました。
付けてみたものの息苦しかったり、もう少し余裕が欲しいと言う場合はアジャスターを使用するのがおすすめです。
アジャスターを付けると6ホック分まで延長可能です。
裏側はこんな感じ。
肌に触れる部分は本体と同じ生地になっているので肌触り良しです。
縦4つのホックなので、着用時は前でホックを付けてからカップを収めていくのをおすすめします。
背中側で付けるのは無理!(笑)
脇の布も幅広だからハミ肉知らず
更に嬉しいのが脇高設計な所。
少々ババ臭い印象もでるのは仕方ありませんが、脇の線が幅広い事により妊娠でついた脇の肉もブラ線に乗る事無くしっかり収まります。
まあ、授乳ブラを誰に見せる事もないので(笑)
ブラのデザインよりも、服を着た状態でスッキリ見える方が大事です!
高さを比べてみました
で、肝心要のブラキャミと授乳ブラを使用した時の違いですが、写真で見るとこんな感じになります。
どうですか!かなり上がってますよね!
痩せてしまった鎖骨の下も、胸が上がることで自然にボリュームが出て居ます。
正面から見ると寄せて上げる効果でメリハリができるので、少し痩せて見えます。
買ってよかった!!
胸の高さも気分も上がった
もう、本当に買ってよかった…。
この授乳ブラを手にした日から日々垂れていく乳に言いしれない不安を覚える事も無くなりました。
なんなら、上がったバストトップとシュッとしたシルエットに気分まで最高潮に上がっています。
ブラキャミを愛し悪魔と契約した私でしたが、どうしても振動には弱いのは欠点でした。
走ったり飛んだりすると胸が揺れて痛いし不快。
ですが、この授乳ブラはノンワイヤなのに歩いても走っても胸がしっかりホールドされているので痛くないし、不快じゃない!
上の子を追いかける時も楽になりました(笑)
ほんのちょっとの拘束感さえ慣れてしまえば授乳ブラの心地良さはブラキャミをも超えるのでは無いかと今は思っています。
ポイントはしっかり採寸する事
この授乳ブラ購入のポイントはしっかり採寸する事です。
かなりホールド感があるので、小さめのサイズを買ってしまうとかなりキツくて苦しくなると思います。
逆に大きいとガバガバになって、乳垂れ防止にはなりません。
やっぱりジャストサイズが1番ですので、アンダーバストとトップバストをしっかり採寸してサイズを選ぶ事をおすすめします。
授乳服と授乳ケープは有った方がいいかも
ガバッと開いて便利な授乳ブラですが、クロスオープンタイプではなくプラボタンで開閉するので、授乳を終えた後サッとカップを元に戻すのはちょっと難しいです。
赤ちゃんをどこかに置いてから片手でバストを抑えて片手でボタンを締める感じになるのでちょっと胸をしまうのにモタつきます。
授乳室など完全に視線がさえぎられている所なら気にする必要はないですが、2人目育児などでどうしても人目がある場所で授乳しなくてはいけない場合は授乳服と授乳ケープのコラボがおすすめです。