前回のブログを書いたのが9月13日。
それから約3ヶ月間ブログを放置しまくり(笑)
隙間を縫って勉強し、ようやく12月20日に登録販売者試験を受験して参りました。
その結果と、勉強方法、使ったテキストなどについて書きたいと思います。
自己採点は合格ライン
今回私が受けた登録販売者の試験は12月20日の関東ブロックです。
合否は来年の2月5日にホームページ等で発表されます。
ですが、試験当日に解答速報を出してくれる会社もある為、自己採点での合否判定が可能です。
(参考:登録販売者メルマガ!)
ちなみに合格ラインは70%
120問中84問正解すれば合格です。
…で、私の結果はと言うと
120問中113問ヽ(^0^)ノ
解答速報側の誤回答もあるみたいなので、多分114問正解のはず(笑)
大きなマークミスなどが無ければ恐らく合格です。
良かった…良かった…(´;ω;`)
採点するまで気が気じゃありませんでしたが、結果的には3ヶ月の勉強で合格水準に達する事はできました。
勉強のスケジュール
勉強時間は1日1〜2時間
我が家には5歳と1歳半の子供が2人。
上の子は日中は幼稚園に行っているのですが、下の子は未就園児なので1日中私と一緒に居ます。
その為、まとまった勉強の時間が取れるのは上の子が幼稚園に行っている間で、尚且つ下の子がお昼寝をしている平日の約1~2時間程度。
週末は夫も休みなので勉強は基本夜中に30分ほど出来ればいい方でした。
勉強は過去問がメイン
最初の1ヶ月
購入したテキストが31日間で勉強が終わるように構成されたものだったので、1回に1~2日分の内容を読んで基礎的な内容を勉強しました。
但し、薬や漢方、生薬の名前は全部読み飛ばしました。
教科書読んだ位で覚えられる訳がないので(笑)
最初はとにかく枠組みだけ勉強して、後から優先順位を付けて肉付けして行こう思っていたので、最初の1ヶ月目は薬と名前も漢方も生薬も一切覚えようとはしませんでした。
その代わり、空いた時間などは過去問をスマホで解いて、ひたすら問題文に慣れるようにしていました。
2ヶ月目
テキストが終了したので本格的に過去問を解きながら勉強をします。
ここまで過去問を解いてきて、3章が絶望的な事が分かっていたのでこの1ヶ月間は脇目も振らずに3章に全力投球しました。
出来ない問題ばかりで嫌になってきますが、解いて調べてを繰り返しているうちに徐々に内容の理解が進み要領が掴めるようになってきます。
薬の名前を覚える為、単語帳アプリを使い始めましたが、名称-薬効と言う感じで覚えるよりも、間違えた問題をコピペして一問一答テキストを作る方が覚えられました。
3ヶ月目
3ヶ月目は1週間毎にスケジュールを組んで勉強をしました。
- 月曜日→R1年 1章+R1年 3章
- 火曜日→R1年 2章+H30年 3章
- 水曜日→R1年 3章+H29年 3章
- 木曜日→R1年 4章+H28年 3章
- 金曜日→R1年 5章+H27年 3章
こんな感じで、毎日3章と別の章を組み合わせて勉強して行きます。
2章、3章以外は出題傾向は似たような感じなので、時間が取れない時は3章優先で勉強をしていました。
試験1週間前
1.問題文に書き込む練習
試験1週間前から、実際の試験と同様に冊子にした過去問に直接書き込みをして問題を解く練習をしました。
問題文の「間違っている所」に線を引いて、正しい答えを問題文に直接書き込んで行きます。
2.苦手な部分だけノートにまとめる
過去問を解いていて毎回間違える箇所や覚えが甘い所、漢方や生薬の名前や覚え方などをノートにまとめました。
独学でも合格は目指せる
通信講座などを使わず市販のテキストと過去問のみで挑んだ今回の試験。
私が使ったのは、ユーキャンの登録販売者テキストと茨城県の過去問(5年分)とノート3冊、あと一問一答のテキスト(これはあまり使わなかった)です。
完全に独学でしたがやってみれば案外どうにかなりました。
参考になるか分かりませんが、勉強道具の使い方についても書いておきたいと思います。
テキストにはインデックス
テキストは読むと言うよりも調べる用。
辞書として使うので、自分が見やすい物を選ぶのが一番だと思いました。
私はネコが可愛いからと言う理由だけでユーキャンのテキストにしました(笑)
これだけで細かい所まで100%カバーは難しいかも知れませんが、ほぼ1冊で試験に挑めました!
テキストを買ったらまずやる事はインデックス作成。
時間があるなら、できるだけ細かくインデックスを作成する方が機能性が高まって使いやすくなるのでおすすめです。
各章ごとのインデックスの他に、登録販売者の勉強に欠かせない「漢方一覧」「生薬一覧」「ビタミン一覧」も作りました。
漢方と生薬はめちゃくちゃ使うので、テキストの横側面では無くて、上側面にインデックスを付けています。
過去問は章ごとに冊子に
過去問と解答は印刷して、各年度の章ごとに冊子にしました。(とか言いつつ27年度分は紙切れの為スマホから閲覧して解いてました)
めちゃくちゃ面倒くさい作業でしたがやっておいて良かったです。
章ごとにまとめた事で、
- 勉強したい所だけ持ち運びが出来る
- 勉強したい章だけ集中して取り組める
- 並べ直して年度毎の過去問として使える
と、フレキシブルに使えていい事だらけでした。
A4用紙に2面刷りしてあるので冊子として持ち運びする時はA5サイズになるのでバックにもすっぽり。
子供の習い事の送り迎えなどで、隙間時間にちょっと勉強する時にも使えて便利でした。
デメリットとしては、印刷にめちゃくちゃ時間が掛かる事(自宅のプリンターが悲鳴あげてた)と、紙をめちゃくちゃ使う事、あとホチキス留めが面倒くさい事位です(笑)
でも、このひと手間で勉強がぐっと楽になりました。
ノートはめちゃくちゃ汚い
勉強期間中ノートを3冊使いましたが、決して綺麗にまとめたりしてはいません。
勉強用の私のノートはめちゃくちゃ汚いです。
チビに落書きされたり、コーヒーやジュースを零されたり、ハサミでチョキチョキされた所も(笑)
テキストも過去問も3ヶ月経つ頃にはしっかりボロボロになりました(主にチビ達の物理攻撃)
よく登録販売者の勉強をする際に、ノートをまとめない方が良いと言うアドバイスがありますが、私も実際勉強を始めてみて初期の頃はノートをまとめても無駄だと思いました。
なぜなら、勉強開始初期はテキストを読んでもどこもかしこも漏れなく意味不明だから。
知らない事って理解するまでに時間が掛かる上に、忘れて行くスピードも速いんですよね。
なので、最初のうちにノートをまとめたとしても次から次へと新しい知識を詰め込まなければならなくなってしまうので、古い記憶はほぼ定着せずただまとめた事実だけが残る事になってしまうわけです。
もちろん、私のように不器用な頭の作りでは無く、1回書いたら忘れない方もいるかもしれません。
ただ、私のように不器用で記憶力にも自信が無い方がノートをまとめるなら、ある程度勉強が軌道に乗って、理解が進んだ段階で「試験対策用」としてまとめノートを作った方が効率が良いと思います。
それまではとりあえず、過去問を繰り返し解きながら覚え書きとしてノートに図を書いたり、頭の整理の為に表を書いたりしていました。
綺麗に1回ノートに書くよりも、汚くても何回も書く方が頭に入ります。
ちなみに過去問は過去5年分全部で満点が取れるようになるまで繰り返し解きました。
ノートまとめは試験1週間前で十分
最終的に私がノートまとめらしいノートまとめをしたのは、試験1週間前から。
何度も過去問をやって、どうしても苦手な部分や間違いやすい部分だけを10ページくらいにまとめました。
試験に持っていったのはこのノートとテキストだけです。
試験前は緊張して何も頭に入らなかったので、最後の確認用にこのノートを持っていきました。
ちょうどまとめた所がピンポイントで試験に出たので、まとめておいて良かったです。
困った時はYouTube
本当になんの予備知識も無く始めた登録販売者の勉強なので、テキストと過去問だけでは足りない部分は多々ありました…。
特に、人体の構造はさっぱり。
え、膵臓ってどこにあるの!?
どんな形してるの!?
脾臓って何してるの!?
どこにあるの!?
ってか、腎臓ってどのくらいの大きさなの!?
テキストに載ってる説明だけじゃ全然分からない!!
と、即壁にぶつかりました。
そんな時に、分かりやすく人体の構造を教えてくれたのがYouTube。
二次元のイラストだけでは全く理解出来ない細かな部分をCGアニメで分かりやすく解説してくれる動画は本当に助かりました。
あと、登録販売者のテキストを出している会社が医薬品の説明や、試験対策をしてくれるチャンネルを運営しているので、それもめちゃくちゃ見ました。
YouTubeの動画は時間が短くて内容も広く浅くになってしまうようですが、それでもテキストだけでは分からない所を説明してもらえるのは、かなりの理解に繋がりました。
やっぱりテキストだけだと理解が浅い
試験勉強はいかに過去問を解くかに掛かっていると言うのは今までの経験上理解していたのですが、それにしても人体の構造や薬、生薬の特徴などはテキストと過去問だけでは把握しきれない部分が多々ありました。
そうなるとやっぱり、YouTubeの動画を探したりネットで検索したりする必要が出てきます。
でも、膨大な情報の中から自分が必要なものだけをピックアップするって、かなり時間が掛かるんですよね…。
分からない事があれば手を止めて検索し調べる、ほんの1分程度だったとしても10個分からないことがあれば、10分、20個分からない事があれば20分も時間を割くことになってしまいます。
貴重な勉強時間の中で10分、20分も検索する時間に費やすのは非常に勿体ないですよね…。
やっぱり、勉強するなら必要な情報にアクセスしやすい環境を整えておく事が一番大切だと思います。
テキストのインデックスや、過去問を冊子にするのもその1つ。
あとは、通信講座などを使って予め勉強に集中できる環境を作っておくのも大切だなぁとしみじみ思いました。
通信講座講座は敷居が高い
でも、ぶっちゃけ通信講座って高いですよね…(笑)
登録販売者の受験料だって15,000円位するのに更に通信講座の受講料に3万円とか4万円とか…破産しちゃう(´;ω;`)
いや、その分必要な情報が凝縮されているのですが!
ただ、私が基本情報を必要としたのは勉強開始の最初の1ヶ月位。
ある程度の基礎知識が身に着いたら残りは過去問の反復演習に時間を割いていました。
なので、とりあえず最初の1ヶ月だけ資格講座やレッスンが受けられれば十分なわけです。
そこで見つけたのが、オンライン授業のサブスクリプションサービス。
↑これです(笑)
今はなんでもサブスクですね。さすが令和です。
月980円で資格取得に必要な授業がウケホーダイ!
これなら、通信講座に3万円も4万円も掛けなくても、市販のテキスト+月980円でしっかり資格取得の為の環境が整えられるわけです。
私みたいに3ヶ月前から勉強始めるような方なら、3ヶ月契約しても3,000円行かない位の金額で授業と試験対策が出来るのでめちゃくちゃコスパいいですよね。
1日1時間動画視聴すれば1ヶ月で基礎完了
オンスク登録販売者カリキュラムは、合計26時間分の講義動画と演習問題、ダウンロード教材が揃っているのでこれだけで試験勉強を始める事も可能です。
特に講義動画は喉から手が出るほど欲しいですね。
こういう資格講座はノウハウを持ってる人からポイントを教わるのが一番手っ取り早く合格に繋がります。
特に2章、3章の専門分野は100回テキストを読むよりも専門家からの解説を1回聞く方が分かりやすいです。
1回10分~15分の動画なので、スキマ時間に視聴出来るのは凄く便利。
通勤時間や寝る前、お風呂に入ってる時間にスマホさえあれば勉強出来るって本当に理想的です。
自分でテキスト読むより人に解説して貰う方が何倍も頭に入るので、これから勉強始める方は1ヶ月間だけでも集中して講義を受ける事をオススメします。
可能ならテキストを読んだ後、講義動画を視聴する方が効率よく頭に入ります。
充実した3ヶ月でした
試験の合格発表は2月5日ですので、まだ合否は分かりませんが結果に関わらずこの3ヶ月間本当に充実した時間を過ごすことができました。
毎日家事や育児に追われている中、勉強の為の時間だけは唯一自分の為に使える時間でした。
結果はどうあれこの時間だけは嘘じゃありませんからね(笑)
私の場合、運良く合格したとしても子供達の預け先の関係上すぐに登録販売者の資格を活かして仕事を始める事は難しいですが、せっかく勉強したのでこの知識を風化させる事無く勉強を続けて、今後に活かしていければと思っています。